WORK / DECISION
点質量から質量中心(重心)・慣性を計算|Mass Properties
複数の点質量から、総質量・質量中心(重心)・原点および重心まわりの慣性テンソルを概算します。
点質量近似による設計初期の一次検討用です。各部品自身の慣性・姿勢・CAD形状は含まず、実機の安全性や規格適合性を判定するものではありません。
RESULT
結果待ち
点質量を入力するか、サンプルを読み込んで計算してください。
まだ計算結果はありません。
METHOD
計算方法・前提
入力する座標は、利用者が定めた同一の右手系直交座標における原点 O からの位置です。質量は kg、座標は mm、慣性テンソルは kg·mm² で扱います。単位変換や座標回転は行いません。
総質量: M = Σ mi
質量中心(重心): rG = Σ(mi ri) / M
点質量の位置 r = (x, y, z) に対し
J = m[(r·r)I - rrᵀ]
JO,xx = Σ mi(yi² + zi²) JO,xy = -Σ mi xi yi
JO,yy = Σ mi(xi² + zi²) JO,xz = -Σ mi xi zi
JO,zz = Σ mi(xi² + yi²) JO,yz = -Σ mi yi zi
重心まわり: di = ri - rG
JG = Σ mi[(di·di)I - di diᵀ]
平行軸: JO = JG + M[(rG·rG)I - rG rGᵀ]表示する対称テンソルの非対角成分は Jxy = −Σmxy、Jxz = −Σmxz、Jyz = −Σmyz の符号規約です。表示値は通常小数第3位まで、極小・巨大値は指数表記で丸め、内部計算値は固定小数点化しません。
ここで求めるGは質量中心です。一様な重力場では重心と一致します。慣性乗積を正のΣmxyと定義する資料に対し、本画面のJxyは行列要素のため負符号を含みます。
適用範囲と対象外
各構成要素を位置に集中した点質量として扱う概略計算です。各部品自身の重心まわり慣性、部品姿勢・座標変換、形状や材料密度、CADの体積積分、可変質量は含みません。剛体アセンブリの完全なMass Propertiesや安全性・規格適合性の判定には使用できません。
FAQ
何のために、どの位置を入力しますか?
設計初期の質量配分の一次検討に使います。各部品の質量と、その質量中心の座標を同一原点・同一軸で入力してください。行の順番に物理的な意味はありません。
CADの慣性テンソルと一致しますか?
部品自身の慣性と姿勢を含まない点質量近似なので、一般には一致しません。CADの完全なMass Propertiesの代用にはなりません。
0 kgや空欄を使えますか?
各点の質量は正の有限値が必要です。不要な行は削除してください。名称だけは省略できます。
計算根拠・更新情報
離散質量の重心と慣性テンソルの定義を点質量に適用しています。符号規約は慣性テンソル行列の慣例に合わせています。
- 計算バージョン
- 0.1.1
- 最終確認日
関連する設計ツール
- 装置安定性・転倒余裕チェック
装置の重心・支持点・外力から、水平支持面上の静的な等価反力作用点と転倒余裕を一次検討します。
入力値は連携しません。座標系・単位・各モデルの適用範囲を個別に確認してください。